自己分析①ツールを活用する

就職・転職といえば自己分析。自分自身を知るために欠かせないステップであり、すでに何度も経験した人も多いでしょう。しかし自己分析は一度すれば終わりではなく、環境やライフステージの変化などに合わせてその都度振り返ることがとても大切です。

そして最も分かりやすいのは自己分析ツールを使う方法です。例えば、世界的に有名なクリフトンストレングス・テスト (ストレングス・ファインダー)では、自分が持っている資質を明らかにすることで強みが分かります。

また、人材系企業が提供するサービスも役立ちます。リクナビNEXTの「グッドポイント診断」やパソナ社の「適職診断」などであれば、よりキャリア形成に直結する形で自己分析ができるでしょう。そのほか、性格診断の要素が強い「16Personalities性格診断テスト」「エムグラム診断」などは、より気軽に自分を見つめるきっかけになるはずです。

自己分析②人に聞く

自分以外の人に聞いてみる方法もおすすめです。家族や友人、パートナー、可能なら職場や仕事関係の知人に自分のことを尋ねてみると、思いがけない気付きを得られることがあります。

知り合いに聞くのが難しければ、キャリアコンサルタントや転職エージェントといった、キャリアのプロに相談してみるのも良いでしょう。知り合いとは違うプロ視点で見てもらえるため、より精度の高いフィードバックを得ることが可能です。

また、SNSでつながっている人に聞いてみても良いかもしれません。直接会ったことのない相手でも、普段から考えや行動を発信していれば何らかの印象を持たれているはずです。知り合いともプロとも違う第三者からの意見は、自分の一面を知るのにきっと役立ちます。