20代「資産形成はじめの一歩」

20代といえば、多くの人が自分の稼ぎで生活する責任と同時に、ご自身が社会や経済を回す一員であることを実感し始める時期ではないかと思います。

そんな若い時期こそ、長い将来を見据えた「お金のプラン」を考える好機であるといえるでしょう。

20代の若い皆さんの場合、お給料口座にお金を入れっぱなし、という方も多いかと思います。しかし、超低金利政策が続く今、金融機関に漠然とお金を預けたままでは、受け取る利息はほんのわずかです。

資産形成の基本は「長期・分散・つみたて」といわれます。複利の力を借りながら、できるだけ年数をかけてお金を育てていく、という意識が大切になります。

国の税制優遇制度であるiDeCoやつみたてNISAなどを活用して、無理なくコツコツお金を貯めて・育てていかれること検討してみてもよいかもしれません。

「お金を増やすってちょっと怖い」「貯金額やお給料の話なんて、親しい人にもなかなかできない」という方も多いでしょう。

そんなときは、ぜひ一度「お金のプロ」に相談してみることをおすすめします。

資産運用のはじめの一歩を、安心して踏み出すきっかけになるかもしれません。

ご参考【貯蓄とは】

総務省の家計調査報告(貯蓄・負債編)の用語の解説によると、貯蓄とは、
ゆうちょ銀行,郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構,銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金,生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式,債券,投資信託,金銭信託等の有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価,債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と,社内預金,勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいう。 なお,貯蓄は世帯全体の貯蓄であり,また,個人営業世帯などの貯蓄には家計用のほか事業用も含める。
とされています。

参考資料