おわりにかえて
今回は世代別の貯蓄額を見てきました。
平均値や中央値を見て、自分の貯蓄額がその金額を上回っていれば、とりあえず安心する人も多いのではないかと思います。
しかし、大事なことは「自分と同年代の人がどれだけ貯めているか」ではなく、「自分は老後にいくら必要なのか」目標とする金額を決めて資産形成を始められることをおすすめします。
そして、資産形成の始め方が分からないという場合は無料でお金のプロの方に相談できる場所もあります。
まずは不安解消のために行動してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 金融広報中央委員「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和2年調査結果」
- 金融審議会市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」
- 生命保険文化センター「令和元年度生活保障に関する調査」
- 佐藤雄基「年代別の貯蓄額から紐解く「お金を増やせる人」と「増やせない人」の差」(LIMO)
- 谷口裕梨「世帯別の貯蓄額、理想の貯蓄額は本当はいくらか」(LIMO)
- マネイロ「資産運用はじめてガイド」
鶴田 綾