世代別の貯蓄額、理想の貯蓄額は本当はいくらか

Aleksei Morozov/iStock

昨年から続くコロナ禍で、貯蓄の重要性を再認識したという人は多いのではないでしょうか。

特に休業や退職を余儀なくされた人は、コロナ禍で生活が180度変わってしまって、一気に経済的な不安が押し寄せてきた人も少なくないでしょう。

また、コロナ禍以後でも、病気やケガで働けなくなる、あるいは会社が破綻するリスクも常に存在します。

このような事態に備えるためにも普段からの貯蓄はとても重要です。

私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプランニングに関わってきました。

続きを読む

そこで今回は、世代別の貯蓄額を確認しながら、理想の貯蓄額について見ていきたいと思います。

世代別の平均貯蓄額はどれくらいか

まずは、みんなが平均してどれくらい貯蓄をしているのかを見ていきたいと思います。

金融広報中央委員会実施の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」の結果によると、金融資産保有世帯における各世代の平均貯蓄額と中央値は以下の通りです。

平均貯蓄額(金融資産保有世帯)

  • 20歳代:220万円
  • 30歳代:640万円
  • 40歳代:880万円
  • 50歳代:1574万円
  • 60歳代:2203万円
  • 70歳代:1978万円

中央値(金融資産保有世帯)

  • 20歳代:165万円
  • 30歳代:355万円
  • 40歳代:550万円
  • 50歳代:1000万円
  • 60歳代:1200万円
  • 70歳代:1100万円

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者
谷口 裕梨

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。