地震保険の保険料はどれくらいか
できれば加入しておきたい地震保険ですが、保険料はどれくらいかかるのでしょうか。
先述のとおり、地震保険は民間の損害保険会社と政府が共同で運営しているため、どこの保険会社で加入しても補償内容や保険料は同じ内容となっています。(※住宅金融支援機構特約火災保険にセットする地震保険などは保険料が異なる場合があります。)
地震保険の保険料の基本料率は今年1月に改定されています。
例えば保険金額1000万円あたり保険期間1年につき定められた保険料は、東京都・神奈川県・千葉県・静岡県で2万7500円(主として鉄筋・コンクリート造建物等)、4万2200円(主として木造建物等)で、都道府県で最も高い保険料となっています。(※木造建物でも「耐火建築物」、「準耐火建築物」および「省令準耐火建物」等に該当する場合は、2万7500円ととなります。)
他にもみてみると、熊本県は7400円(主として鉄筋・コンクリート造建物等)、1万2300円(主として木造建物等)、宮城県は1万1800円(主として鉄筋・コンクリート造建物等)、2万1200円(主として木造建物等)です。
このように、保険料は済んでいる都道府県や建物の構造によって決まります。
ただし、建物に免震・耐震性能がある場合は、それに応じた割引制度もあります。