おわりにかえて

今回ご紹介した制度以外では「被災者生活再建支援制度」があります。

指定を受けた災害で、生活基盤に著しい被害を受けた世帯に対して最大300万円の支援金が支給されます。

支援金がもらえるのは、打撃を受けた家計にとって心強い支援ではありますが、受給するまでに時間がかかることが予想されます。

万が一の場合の生活資金は、できれば、あらかじめ自助努力で準備しておく必要があります。

流動性の高い預貯金を持っておくことも大事ですが、その他の方法として保険を活用することを検討してみるのも良いかもしれません。

地震には地震保険、病気や入院には医療保険、死亡や高度障害には生命保険。保険は人生のあらゆるピンチに応じた保障を提供してくれます。

また、貯蓄型の保険だと非常事態に備えることができるのと同時に、老後生活資金も合わせて準備することが可能です。

自分のライフステージに合わせてお金の備えができると安心ですね。

自分にどんな保障が必要で、老後にどれくらいのお金が必要かは、資産運用のアドバイザーと一緒に見直すと不安が解消できるでしょう。

無料相談サービスなどを有効に利用できるとよいですね。

備えあれば憂いなし。今年こそは備えをしっかり見直してみてはいかがでしょうか。

参考資料