つみたてニーサのメリット
- 一定の要件を満たし「長期・分散・つみたて投資」に適した投資信託に投資ができる
- 運用益が非課税
- いつでも売却可能
イデコのメリット
- 運用益が非課税
- 掛け金が全額所得控除
- 受取時は退職所得控除、公的年金等控除の対象となる
どちらも税金が優遇される制度で、非課税期間中、運用で得た利益に対し税金がかかることはありません。
特にイデコは運用益が非課税であるだけでなく、積み立てた掛け金が全額所得控除となります。
どちらの制度も長期投資、積み立て投資、分散投資を推奨していますので、初心者が利用しやすい反面、年齢が高い方にとってはメリットばかりではありません。
そもそも元本保証がない商品で運用していますから、価額変動もありますし、イデコに至っては途中解約ができないなど資産の流動性も低くなります。ここは注意が必要なところです。
運用が初めてだと心配ごとも多いと思いますが、お金のことを全て自分ひとりで決める必要はありません。
ぜひ一度資産運用のプロに相談して、自分に合った提案をしてもらうのも一案です。
まとめにかえて
どのくらいの人が貯金1000万円以上を保有しているか、見てきました。
目標とする貯金額は人それぞれだと思いますが、年齢があがっていくごとに貯金額が増えていくよう、しっかりと計画を立てていくことは非常に大切です。
目標とする金額を目標のままで終わらせないために、コロナ禍で出かけられない日々が続いている今こそ、おうち時間を活用して資産運用の情報収集をはじめてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」
- 谷口 裕梨「こんなに差があるの?「世代別の貯蓄額」本当はみんないくら貯めてる?」(LIMO)
- 谷口 裕梨「年齢別の貯金事情。20代後輩や50代上司は「どれだけ持ってる?」」(LIMO)
- 高橋 明香「年齢別貯金額、貯金ゼロ世帯が占める割合とは」(LIMO)
- マネイロ「資産運用はじめてガイド」
- 土屋史恵「つみたてNISAとは?メリットや仕組みを分かりやすく解説」(マネイロ「資産運用はじめてガイド」)
- 谷口裕梨「iDeCoとNISA、比較でわかる活用術(2021年版)」(マネイロ「資産運用はじめてガイド」
- 谷口裕梨「NISAとつみたてNISA、私はどっち?後悔しない選び方」(マネイロ「資産運用はじめてガイド」)
- 谷口裕梨「つみたてNISAとiDeCo、イイトコ取り欲張り活用法 」( マネイロ「 資産運用はじめてガイド」)