年齢別貯金額、貯金ゼロ世帯が占める割合とは

Aleksei Morozov/iStock

2度目の緊急事態宣言の発令にもかかわらず、いっこうに新型コロナウイルス新規感染者数は減る気配がありません。毎日繰り返される感染者数、重傷者数などの報道に胸が痛む毎日です。

このコロナ禍で私たちの生活は一変しました。長引く外出自粛、リモートワークなど、家にいる時間も数年前と比較すると格段に長くなっています。

家にいる時間が長くなり、ましてこのような状況下ですから、どうしてもいろいろなことを考えてしまうのが人間の性です。今までの人生を振り返ったり、これからの人生について考えたり・・・。

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人生を考える上で切っても切り離せない「お金」のことを考える方も多いと思います。

「うちはよその家と比べて、お金は貯まっているのかしら・・・」など、ほかの家のお財布事情も気になり出したりするかもしれません。

私は、新卒より証券会社にて21年ほど個人のお客様中心に資産運用のコンサルティングをしてまいりました。日本FP協会のCFP資格認定会員でもあり、40代のワーママです。

今回は、みなさんがいったいくら貯金を持っているのか、年齢別の貯金額を調べました。さっそく見ていきましょう。

年齢別貯金額、みんないくらもっているか

金融広報中央委員会実施の「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)令和元年」より、金融資産保有世帯における各世代の平均値と中央値を見ていきます。

まず、平均値と中央値の違いをまとめていますので、先にご覧ください。

  • 平均値・・・全てのデータを足し合わせ、データの個数で割った値
  • 中央値・・・データを少ない順、あるいは多い順に並べた時に真ん中に来る値

平均値で気をつけないといけないのは、平均値はどうしても極端な値に影響されてしまう点です。特に貯蓄額を計算する場合などは、極端に多額の貯蓄を保有している一部の人の値に、平均値が左右されてしまいがちです。

このように考えますと、中央値のほうがより実態に近い数値と考えることができますので、こちらを参考にするとよいでしょう。

ちなみに貯蓄額は、預貯金だけでなく生命保険や有価証券なども含めた金額となっています。

平均貯蓄額(金融資産保有世帯)

  • 20歳代:220万円
  • 30歳代:640万円
  • 40歳代:880万
  • 50歳代:1574万円
  • 60歳代:2203万円
  • 70歳代:1978万円

中央値(金融資産保有世帯)

  • 20歳代:165万円
  • 30歳代:355万円
  • 40歳代:550万円
  • 50歳代:1000万円
  • 60歳代:1200万円
  • 70歳代:1100万円

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執筆者
高橋 明香

会計専門学校卒業後、和光証券株式会社(現みずほ証券株式会社)に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、個人・法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事する。そのキャリアは20年に渡る。後進の育成にも注力し、教育・研修担当としても活躍。豊富な金融知識と親しみやすい性格で顧客からの信頼も厚い。現在は、個人向け資産運用のサポート業務を行う。CFP(Certified Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。