幼稚園くらいまでは、子どもの公園遊びに大人がついていくのは当たり前ですが、小学校に入るとだんだん子どもたちだけで遊ぶ機会が増えてきます。

この春に新1年生になる子どもを持つ親御さんの中にも、子どもを一人で遊びに行かせることに不安を感じている人が少なくないでしょう。

先輩ママたちは、何歳ころから子どもに一人で遊びにいくことをOKしたのでしょうか。子どもが一人で遊びに行くときに注意していることなども、体験談ベースでご紹介します。

「小学生になってからもしばらくは付き添っていた」

一人で遊びに行かせることへの不安には、「一人で出かける」ことに加え、「子どもがどんなお友だちと遊んでいるのか」という気がかりも含まれていることが多いのではないでしょうか。

小学生になると、幼稚園や保育園のときよりも他の子どもや親たちとの関わりが少なくなってしまいがちです。そこで小学生になったからとすぐにやり方を変えるのではなく、少しずつ周囲との人間関係をつくりながら“一人で出かけられる”環境をつくっていったと言う先輩ママたちがいます。

「私は、子どもが小学校2年生になるくらいまでは、一緒に遊び場へついて行っていました。家から歩いて5分程度という近場の公園ですが、学校でどんな子たちと友だちになったのかも知っておきたくて、一緒に行っていたんです。公園に付き添っていたことで、他の子のお母さんとお話できる機会もありました。連絡先も交換したので、誰かの家で遊ぶ約束をしてきたときも、親同士が連絡を取り合うことができて安心でした。付き添って行ってよかったと思っています」(35歳/パート)

ケースバイケースで、子どもに付き添っていくかどうかを決めていた、という意見も。

「小学校1年生の前期が終わるころからは、近所の公園で遊ぶときには付き添わなくなりました。でも、少し遠くの公園に行くときなどは、小学校2年生になってもしばらくは同行していましたよ」(37歳/専業主婦)