カルディの店内はなぜ狭い?
確かにカルディの店内通路はほかのお店に比べると狭く、人がすれ違うのがやっと。筆者も大きな荷物を持っているときは入店はやめておこう、と思うくらい「カルディ=狭い通路」というイメージです。
確かにあれだけ狭いとベビーカーを押している人や、小さな子供連れの人、車いすの人などは「入店しよう」とは思えません。
しかし、カルディはあえて通路を狭くしてライトを暗めにすることで、「宝探し感」を演出しているのだとか。確かに、所狭しとさまざまな商品が並べられた店内に入ると、ワクワクしてあれもこれも…と購入したくなってしまいますよね。
あの狭い通路も、立派なカルディの戦略・コンセプトのひとつ。となると、「あの狭い通路こそがカルディの魅力」「狭いからこそ大好き!」と思う人がいるのも無理からぬこと。そういう人たちにとっては、「狭くないカルディなんて…」という気持ちになってしまうのかもしれません。
問題なのは「願望をつぶやくことも許されない空気」
しかし、今回の論争について、「それは違うんじゃない?」という声を上げている人も少なくありません。
というのも、そもそもツイートした本人は「通路が広いカルディを作れ!」と訴えているわけではないからです。単に「そんなカルディがあったらいいのになぁ」という願望をつぶやいているだけ。それこそ「明日晴れたらいいのになぁ」「どこか旅行に行きたいなぁ」と同じレベル。
少なくともそこには、「ベビーカーを優先してほしい」という意図は感じられません。ではなぜ、「それはおかしい」と批判する人がいるのでしょうか。