なお、TOPIXも同じような値動きで大幅反発となり、終値で1,900ポイントを回復しました。ただ、上昇率は日経平均株価を下回っています。
東証マザーズ株価指数は小反発、売買代金は再び2,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は7,264万株、売買代金は1,632億円となり、いずれも先週末より減少しました。この日は個人投資家の様子見スタンスが強まり、売買代金は再び2,000億円を下回っています。
また、株価指数はわずかな上昇に止まり、大型株式市場と比べると力強さに欠けた反発に止まりました。
NECなどハイテク株が総じて買い戻される、“バフェット効果”で伊藤忠商事が高値更新
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- ファーストリテイリング(9983)
- 東京エレクトロン(8035)
ハイテク株は先週末に軒並み急落した反動で総じて急反発し、NEC(6701)が急騰した他、アドバンテスト(6857)、SCREENホールディングス(7735)、日立製作所(6501)、オムロン(6645)、村田製作所(6981)、リコー(7752)などが大幅高となりました。
また、為替相場が円安気味に動いたことを追い風に、自動車株の一角も買い戻され、ホンダ(7267)、スズキ(7269)、マツダ(7261)などが大幅上昇となっています。
さらに、公開延期となっていた「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開日が3月8日に正式決定したこと受け、共同配給元の東映(9605)が一時+8%高へ迫る急騰となりましたが、東宝(9602)は小幅高に止まるなど、明暗が分かれています。