起案者側のメリット・デメリット
起案者側の募集方式には、「All-or-Nothing方式」と「All-in方式」の2通りがあります。
「All-or-Nothing方式」では、プロジェクト期間内に目標金額に達した場合のみ支援金を受け取れ、達しなければ支援はキャンセル(返金)され、プロジェクトを実施する必要はありません。
対して「All-in方式」では、プロジェクト期間内に目標金額に達しなくても集まった分の支援金を受け取れますが、金額にかかわらずプロジェクトを実施しなければなりません。
以下、それぞれの方式のメリットとデメリットをまとめます。
「All-or-Nothing方式」のメリット
- 目標金額に達しなかった場合、リターンを提供する必要がない
- 目標金額に達しなかった場合、クラウドファンディングサイト内での掲載にかかる手数料が必要ない
「All-or-Nothing方式」のデメリット
- 目標金額に達しなかった場合、支援金を受け取れない
「All-in方式」のメリット
- 目標金額に達しない場合でも、支援されている分の支援金を受け取ることができる
「All-in方式」のデメリット
- 目標金額に達しない場合でも、プロジェクトを実施しなければならない
- 目標金額に達しない場合でも、リターンを提供する必要がある
※どちらの募集方式も、目標金額を超えて集まった支援金額は受け取ることができます。また、目標金額を超えた場合は、最終的に集まった支援金額に応じた手数料が発生します。