出資者側のメリット・デメリット
出資者側のメリット
- たとえば1,000円など、少額からの出資が可能
- 出資したプロジェクトが目標額に達した場合、事前告知されているタイミングで、事前告知されているリターンを得られる
出資者側のデメリット
- プロジェクトが目標額に達成して開始された場合、起案者が運営に失敗したとしても返金されない
注意が必要なこと
クラウドファンディングの件数が増えるにつれ、問題も起き始めています。たとえば、出資したお金の使い道が事前告知と違うとか、リターンの品が送られてこなかったり事前告知の内容とは異なっているというケースです。
こうしたトラブルを防ぐためには、クラウドファンディング運営会社が責任をもって審査の厳格化を行うことが求められますが、出資者の側もリスクがあることを理解しておく必要があるでしょう。
10代でクラウドファンディングをするには
冒頭に、10代であってもクラウドファンディングで資金を集めることができると述べましたが、未成年者の場合は、「法定代理人」「保護者」「親権者」による同意が必須で(サービス提供者により表現が異なる)、書面の提出が必要な場合もあります。
プロジェクト成功のために魅力的なリターンを設定する
「魅力的なリターン」と聞いて、高価で価値のあるものを想像する人も多いのではないでしょうか?
しかし出資者のなかには「企画自体の成功こそがリターン」だと考える人も多く、演劇や映画など、実際にプロジェクトの成功で生み出される社会貢献度などを重視する声も多くあります。たとえば以下のような事例です。