いきいきと暮らすために必要なお金

老後の生活費はライフスタイルにも関係しますから、ライフスタイルについても考えておくことが3つめのポイントです。

当然ですが、リタイヤ後は仕事にしばられることなく、自由な時間を満喫することができます。

趣味や習い事、旅行など、生活に張り合いを持たせるためにも「自分へのご褒美」に使うお金も、できれば準備しておきたいところですね。

また、お孫さんにおこづかいを奮発したい、というおじいちゃん、おばあちゃんもたくさんいらっしゃるでしょう。

現役時代から続けてきた趣味や、「孫費用」などは、ある程度見積もりがしやすい項目でもありますね。

「お楽しみ」のために使うお金も、ぜひ意識して準備しておきたいものですね。

さいごに

人生100年時代。長い老後の生活費を準備していく上で、「住まい」「介護」のためのお金は忘れることができない項目です。

50代の時点の貯蓄状況で、「我が家はちょっと不安かも・・・」と感じた場合は、ぜひ早めにマネープランを見直されることをオススメします。

今回挙げた全ての項目を完璧に用意することができなかったとしても、その一部を用意するだけでも、老後にかかる負担を軽くすることにつながりそうです。

お金の貯め方・増やし方に不安がある方は、資産運用のプロに相談されてもよいでしょう。あなたとご家族のライフスタイルに寄り添う、オーダーメイドのマネープランに出会えるきっかけになるかもしれません。

参考資料

生命保険文化センター「老後の生活費はどれくらい?」
厚生労働省「主な年齢の平均余命」
LIFULL介護「老人ホームの費用相場」