NG行動【2】今までのやり方を貫き通す

ある程度キャリアが長くなると、自分なりの仕事の進め方もできてきます。特に同じ業界や職種で転職した場合は、前職の経験が活かせる部分も多いでしょう。

ただし新しい環境には新しい環境のやり方があります。今までのノウハウが通用せず、最初は違和感を持つこともあるかもしれません。しかし、自分の勝手な判断で仕事を進めるのはトラブルのもと。まずは転職先のやり方に習い、その中で改善できそうな部分を徐々に取り入れるようにしてください。

また、経験があるからといって「分かったふり」は危険です。同じ言葉が別の意味で使われていたり、常識だと思っていた話が通用しなかったりと、後から困ってしまうことも…。早い段階で丁寧に確認しておきましょう。

NG行動【3】社内ルールや慣習を尊重しない

会社にはそれぞれの社風があり、業務内外でルールや慣習のようなものが存在します。「郷に入っては郷に従え」とはよく言いますが、やはりその環境に合った協調性は必要です。

例えば社内メールの送り方や、書類・備品の扱い方、出勤・退勤時間、上司・後輩との関わり方、独自の社内用語など、特に最初の頃は周りを観察して慣れていくと良いでしょう。気になることがあれば直接聞いても良いかもしれません。

特にルール化されていなくても「暗黙の了解」はどの職場にもあります。迎合する必要はありませんが、環境を理解して自分なりに溶け込もうとする姿勢は、周りとの距離感を縮めてくれるはずです。

NG行動【4】社会人の基本・コミュニケーションをおろそかにする

社会人としての基本を守ることは、転職先においても大前提です。挨拶をきちんとする、報連相をマメに行う、時間は守る、ふさわしい言葉遣いをするなど、新しい職場だからこそ当たり前のルールは厳守してください。こういった積み重ねが信頼関係を築きます。

まずは職場や関係者の名前を早く覚えるところから。そして仮に自分よりもキャリアが浅い先輩、年上の部下と働く場合でも、その会社においては相手が先輩です。丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。