コロナ便乗詐欺・ガス点検等を装った詐欺にも注意!

現在、新型コロナウイルスに便乗してお金を騙し取る詐欺や、ガス点検等を装った詐欺が発生しています。どのような手口なのか、把握しておくと良いでしょう。

給付金などを使った詐欺

「特別定額給付金として10万円を配布するので、手数料を振り込んでください」
「80歳以上の方には補助金が〇〇万円出るので、キャッシュカードと印鑑証明を用意しておいてください」
などと、電話や通知が送られてきます。

また、メールで「給付金配布のため、所在地や家族構成を教えてください」と送ってくることもあるなど、手口や目的はさまざまです。

PCR検査やワクチン接種を使った詐欺

「PCR検査やワクチン接種を受けるには、予約金を振り込む必要があります」などと電話があり、口座への振り込みを要求したり、現金を求められたりするケースがあります。

高額な要求をされることもありますが(10万円など)、「接種後に返金する」などと言葉巧みに騙されることもあるので、注意が必要です。

市区町村や総務省などが、個人情報などを電話や郵便・メールで問い合わせること、手数料の振り込みを要求することはまずありませんので、覚えておきましょう。

ガス点検等を装った詐欺

2020年下半期から、ガス点検等を装った詐欺が発生しています。

ガス会社の社員を名乗り、ドアを開けさせ家に侵入し、暴行して現金やキャッシュカードなどを奪う手口です。

また、電話でアンケート称して個人情報や家族構成を聞き出す、メールでリンクに誘導し、ウイルス感染させるなどの手口もあります。

ガス会社などの作業員は、身分証を携行しているため、まずは提示を求めると良いでしょう。