「貯蓄の中身」は世代ごとに変化する
ここからは、貯蓄額の内訳、つまり、どのような形で資産を持っているのか、について、世代ごとにみていきます。
通貨性預金は年齢と比例して増えています。また、40代以降では定期性預金が大きく伸びています。有価証券や生命保険などの保有額のピークは60代となっていますね。
そして、すべての世代を通じて「有価証券」の占める割合がそれほど高くない、という点には注目すべきかもしれません。
「投資」「資産運用」という発想でお金を育てることに抵抗感がある人が多いということがうかがえるデータといえるでしょう。