みなさんは「ふるさと納税」を活用されていますか。

すでに始めている人がいる一方で、興味はあるけれど、仕組みが難しくて二の足を踏んでいる人もいるかもしれませんね。

ふるさと納税とは、どのような制度なのでしょうか。

本日は、ふるさと納税の仕組みについて確認していきたいと思います。

ふるさと納税とは何か

ふるさと納税について確認する前に、所得控除について理解しておきましょう。

所得控除とは一定の要件にあてはまる場合に、所得の合計金額から一定の金額を差し引く制度のことです。

この所得控除が多ければ多いほど、計算上の所得金額が少なくなりますから、税金(所得税)が小さくなる仕組みとなっています。

この所得控除には15種類の控除があります。

会社員をはじめ、大勢の人がよく使うのは生命保険料控除、配偶者控除、医療費控除などでしょうか。

年末調整を行い、所得からこれらの控除を引いてもらうことで税金が安くなります。

税金の再計算を行った結果、年末のお給料に還付金が上乗せされて戻ってきた経験をされた人も多いかと思います。

15種類の控除をどれだけ使えるかで所得税が決まりますが、この15種類の中にある寄付金控除がふるさと納税に該当します。