60代の平均貯蓄はどれくらい?

金融広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)1.金融資産の状況等-4.金融資産保有額」によると、60代の平均貯蓄額は1,635万円。しかし、「うちは平均以上だから安心」「うちはまだまだダメ」と考える前に、まずは自分の家庭にとって老後に必要となりそうな費用をイメージすることが先決といえるでしょう。

たとえば、最低限の生活費、趣味を楽しむことができる活動費、病気になったときの医療費など。これらの費用は個々のライフスタイルの違いや持病の有無などによっても差が出てくるため、平均貯蓄額はあくまでも世間一般の目安としてとらえたほうがよいですね。