コロナで「1人が不安」変化した独身中高年の結婚観と恋愛観

生き方は多様化し、結婚を選択しない方も増えてきました。厚生労働省「50歳時の未婚割合の推移」によると、約2割が50歳時点で一度も結婚したことがないと分かっています。

今回は、株式会社ネクストレベル調査「独身中高年の恋愛観」を参考にし、独身中高年の結婚観や恋愛観を紐解いてみましょう。なお、調査対象は40代～50代の独身男女192人です。

コロナ禍の独身中高年27％が「お金の不安を感じる」

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の拡大が始まってから2度目の冬を迎えました。ステイホームが呼びかけられ、テレワークを導入した方もいるでしょう。人と会う機会はめっきり減ったかもしれません。そんな日々にストレスや不安を感じるようになった方も多くいるでしょう。

「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）によって将来に不安を感じるようになりましたか？」という質問をしたところ、7割超が「不安を感じるようになった」と回答しました。いつ収束するか定かではない状況で、不安は確実に増大しているようです。その不安の理由として多かったのが、「お金（27.1％）」「仕事（24.6％）」「健康（18.4％）」でした。

今回の調査で「現在は仕事をしていますが、いつ会社が倒産し、解雇されるかもしれない不安があります」と回答した55歳の男性会社員がいます。

また、「もともと契約社員で不安定な収入しかなく、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響でさらに安定がなくなった」という50歳の男性契約社員もいました。