つみたてNISAをフル活用!お金のプロがわかりやすく解説!

Aleksei Morozov/iStock

30代~40代を中心に人気が出ている「つみたてニーサ(NISA)」。

「利用はしていないが、名前は聞いたことがある」という人も多いのではないでしょうか。

最近ではオンラインで口座開設が完了する証券会社や、ポイントでつみたてが可能な証券会社も登場しています。

ポイントが活用できるあたりなど、若い人にとっても「投資」が身近になってきた好例といえるでしょう。

つみたてニーサをはじめとするニーサ制度は、金融庁が監督する税制優遇制度です。

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そのため、「ルール」や「制約」がありますので、上手に活用するためには、ニーサというものをよく知っておく必要があります。

私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。

そこで今回は、つみたてニーサの活用術についてお金のプロが解説します。

つみたてニーサってどんな制度なの?

最初につみたてニーサの内容について簡単にみていきたいと思います。

つみたてニーサ(NISA)とは、2018年1月からスタートした少額からの長期・積立・分散投資をするための非課税制度です。

ニーサの主な特徴

  • 非課税投資枠は毎年40万円までの新規の投資額
  • 非課税期間は投資をした年から最長20年間
  • 長期の積立、分散投資に適した投資信託で、一定の要件を満たす公募株式投資信託、ETFが対象

具体的に説明しましょう。

非課税投資枠は年間40万円までとなっており、非課税で保有できる期間は投資した年から20年間です。

本来は2037年まで毎年40万円積立投資が可能ですが、税制改正があり、2042年まで毎年の投資が可能になりました。

非課税期間内で得た運用益は、課税されることなくそのまま受け取ることができます。

通常、投資信託で運用した場合、運用益に対して20.315%の税金がかかります。増えた額の5分の1が税金と聞くと、この税率の高さがわかりますね。

非課税期間内(最長20年間)に発生した利益が非課税になるのは大きなメリットだと言えます。

また、投資できる商品は、安定的な資産形成を目指すため、長期の積立・分散投資に適した商品となるよう、一定の条件を満たした商品に厳選されています。

例えば投資信託なら販売手数料が0円(ノーロード)で信託報酬も低く設定されている商品や、頻繁に分配金が支払われないなどの条件が設定されています。

あらかじめコストが安い商品に限定されているため、投資初心者でも安心して商品選びができるようになっているのも、大事なポイントのひとつです。

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執筆者
谷口 裕梨

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。