「老後が不安」という人ほど、お金に無頓着な3つの理由

Aleksei Morozov/iStock

2022年度から施行される新学習指導要領で、高校の家庭科の授業で「資産形成」に触れるよう規定されたことにより、高校で金融教育が行われるようになります。

裁縫や料理をメインに教えてくださる家庭科の先生が、株や債券、投資信託などの仕組みや特徴を教えることになるのは、ちょっと驚きですね。

日本では「お金儲け」と聞くと、あまり良くないというイメージが根強く、子供にお金儲けを教えるべきか否かは賛否が分かれるところだと思います。

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しかし、金融教育が進んでいるアメリカでは、子供の頃から金融の教育を受ける機会があり、現在でも株式や投資信託などの金融商品を活用して家計金融資産を形成しています。

例えば日本では1998年から2018年までの20年間で家計金融資産は1.4倍の成長しているのに比べ、アメリカでは同じ期間で家計金融資産は2.7倍に成長しています。

長い老後生活に備えるためには、お金に無頓着ではいられません。もはや手を掛けなければ、貯蓄は大きくならない時代なのです。

私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。

そこで今回は、「老後が不安」という人ほどお金に無頓着な3つの理由についてみていきたいと思います。

理由その1:毎月の収支に無頓着で貯蓄にお金が回せない

毎月の収入と支出のバランスを把握していますか。

「家計簿もチャレンジしたけど面倒」、「出費がありすぎて書ききれない」という人も多いのではないでしょうか。

1円単位で家計簿をつけるのは確かに大変ですが、自分の収支のバランスを把握することはとても大切です。

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執筆者
谷口 裕梨

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。