毎月の収支を把握していないと、いくら使ってもよいかがわからず、いつまでたってもお金が貯まりません。

「お金に無頓着」は「お金の大切さに無頓着」であることと同じです。お金は大切であると考えないと、簡単に無駄遣いをしてしまうのです。

「老後が不安」な人は、しっかりと収支が把握できていないため、毎月の貯蓄ができていない可能性が高いです。

「今年こそは貯蓄を始めたい!」という人は、まずは自分の収支のバランスを見直しましょう。

そして、毎月決まった額を貯蓄に回すようにしましょう。そうすることでお金への不安は和らぎます。

理由その2:万が一のリスクへの備えがない

自分が働けなくなった場合、大きな病気や交通事故で入院や手術をすることになった場合への備えは十分できていますか。

また、老後が不安な人の中には、「将来、介護が必要になったらどうしよう・・・」と考えている人も多いのではないでしょうか。

未来は不確実です。

どんなに元気な人でも、ある日突然、重い病気にかかることがあります。どんなに気をつけていても、交通事故に巻き込まれることもあります。

そんな、身も心もボロボロになりそうな時に、せめて経済的に困らなくて済むように備えること、それが「保障を備えておく」ということです。

お金に無頓着な人の中には、「起こるかどうか分からないことに備えるなんて、お金がもったいない!」と、保険に入りたがらない人もいるかもしれません。

しかし、現在は日本人の2人に1人がガンにかかり、3人に1人がガンで死亡しています。

ガンの治療の際によく聞く先進医療は健康保険の適用になりません。保険外の診療ですから、数百万円単位の治療費がかかるケースがあります。

将来に向けてお金の不安を感じている人こそ、自分に必要な保障をしっかりと確保していく必要があるといえるでしょう。