東京や大阪など10の都府県で、2度目の緊急事態宣言の延長が決定されました。寒さも重なり、外出自粛生活を過ごす中で、子どものいる家庭では家でできるゲームに助けられることも多いのではないでしょうか。実際、昨年春の自粛では、ニンテンドースイッチの「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)が大人気となりました。
無人島で季節ごとの生き物や花を採取したり、自分の好きな家や家具などが作れるゲームですが、そのリアルさに子どもたちも夢中。生活だけでなく「預金」「住宅ローン」「カブ」といったお金の勉強も、遊びながら自然と覚えることができます。
わが家の子どももハマったあつ森ですが、カブの売買によるリアクションはまるで大人そのもの。得をしたときは喜ぶだけでしたが、損をしたときには自ら学ぶ様子も見られました。
カブの売買で見せる反応はまるで大人のよう
あつ森では自分で生き物を獲ったり、家具などをDIYして売ると、「ベル」というお金を稼ぐことができます。ベルは預金として預けることもできますし、家を建てた際には住宅ローンをベルで支払います。
さらに毎週日曜日の午前中には、ウリというキャラクターが「カブ」を売りに来ます。日曜日の午前中に買ったカブの値段は、月~土の午前・午後で変動。たとえば日曜日の午前中に1カブ101ベルで株を買い、火曜日の午後に150ベルで売れれば儲かり、逆に木曜日の午前に78ベルで売れば損をするという仕組みです。