国民年金受給権者平均年金月額・・・5万5946円
受給額は月額6万円弱です。夫婦で合わせても、約12万円ですね。
所定の要件を満たし、満額で受給すると年金額は781,700円(令和2年4月分~)で、月額約6万5000円程度です。
年金制度では、保険料の未納期間があると受給金額は少なくなりますので、保険料の未納や免除がある方はできる限り払っておいた方がいいでしょう。
次に、国民年金の年金月額階級別で、老齢年金受給権者数を確認してみましょう。
- ~1万円:7万8940人
- 1万円~2万円:30万5498人
- 2万円~3万円:96万2046人
- 3万円~4万円:297万367人
- 4万円~5万円:470万5988人
- 5万円~6万円:766万5866人
- 6万円~7万円:1448万1778人
- 7万円~:182万1629人
全体の約8割の人が4万~7万円を受給していることになります。
国民年金を上限いっぱいに受給できたとしても、せいぜい6万程度です。生活するには少々不安な金額です。
特に自営業の人はサラリーマンのような厚生年金部分がありません。
定年が無いため、60歳を過ぎても収入を得ることは可能ですが、いつまでも元気で働ける保証はありません。
老後に向けての資産形成を、できるだけ早く始めることが重要だと言えます。