まとめ
老後生活のベースという視点で見ると、「いつまでも住み続けられる」「いざという時は資産として活用できる」という持家の安心感が光ります。
また居住コストを比べても、持家一戸建てと賃貸マンションでは最大6倍もの差が開くなど、ここでも持家にメリットがあります。
もちろんそれまでには住宅ローンの支払や頭金の工面などの問題があるわけですが、それさえクリアしてしまえば、老後生活に関しては持家派の方が安心感があるといえそうです。
テレワークなどの普及で住まいの選び方の基準も大きく変わろうとしています。これをきっかけに、老後の生活を含めた住居計画を考えてみてはいかがでしょうか。
参照資料
アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー(AFP)/JSA認定ソムリエ/元歌舞伎役者 杉浦 直樹
執筆者
アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー(AFP)/JSA認定ソムリエ/元歌舞伎役者
元歌舞伎役者・ファイナンシャル プランナー・ソムリエという異色の経歴を持つ。大学卒業後、広告代理店制作部のコピーライターとして職に就くも一転、人間国宝四世中村雀右衛門に入門。15年間歌舞伎座・国立劇場などの舞台に立つ。役者時代の芸名は、大谷友三郎(おおたにともざぶろう)・中村京子郎(なかむらきょうしろう)。プジョーシトロエンジャポン入社後、シトロエン新車販売で日本一のセールス成績を3回おさめる。のちソニー生命保険株式会社にスカウトされ入社。AFP・住宅ローンアドバイザーの資格を取得、家計コンサルティングをしながら生命保険・損害保険を販売。その後JSA認定ソムリエの資格を取得。ソムリエ兼支配人として、東京広尾のブルゴーニュとシャンパーニュの古酒専門フレンチレストラン「レヴェレンス」を運営(~2018年)。