持家VS賃貸。20年間住んだ場合の居住コストを比較
では老後の居住費用はどれくらいかかるのでしょうか。
65歳から85歳までの20年間にかかる居住コストを、持家、賃貸それぞれで計算してみます。
持家20年間の居住コスト
※それぞれ以下の内容で計算(住宅ローンは65歳までに完済)
- 固定資産税・・・一戸建て8万円/年、マンション12万円/年
- 管理費・・・2万円/月
- 修繕積立金/修繕費用・・・一戸建て1万円/月、マンション1.5万円/月
- 駐車場代・・・1.5万円/月
- 介護リフォーム費用・・・200万円
一戸建ての場合、管理費や駐車場代がかからないこと、また築10年以上経過すると建物は資産価値がほぼゼロとなるため、固定資産税の対象が土地のみとなり安くなることなどから、居住コストが安くなることが分かります。
賃貸20年間の居住コスト
※それぞれ以下の内容で計算
- 家賃・・・12万円/月
- 管理費・・・2万円/月
- 更新料・・・2年ごとに家賃の1ヶ月分
- 駐車場代・・・1.5万円/月
管理費と駐車場代がかからない分、一戸建ての方が若干安くなりますが、それでも持家の場合と比べると居住コストが数倍になっていることが分ります。