おわりにかえて

今回は、みんなの憧れである年金生活の実態、現在の年金の支給実態について見てきましたが、年金生活の憧れを実現するためには、プラスアルファの自助努力が必要となりそうです。

重要なことは、資産運用の必要性について、知っていたけど何もしなかった人、知っていたから資産形成を始められた人の間には雲泥の差があるということです。この違いは非常に大きいのです。

資産運用は、一般的に「時間を味方につけた人の勝ち」と言われています。時間をかけるほど、「リスク」が軽減されるためです。そして、20年、30年と運用を続けている人は、大きく資産を育てられる可能性が非常に高くなります。

わからないことを始めるのは勇気と勢いが必要です。しかし、一度始めてしまえば、あとは自動引き落としで、コツコツとつみたてるだけです。

最近では無料のセミナーや個別相談のサービスがありますので、これを機に、まずは資産運用について知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料

厚生労働省年金局「令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況(令和2年12月)」