年金だけでは心配な人は資産運用で老後に備える
年金だけでは老後が心配な人は、運用で資産形成を始めることをおすすめします。
最近では、つみたてニーサやイデコなど、節税効果が期待できる国の制度も充実してきました。これは「資産運用で老後の資産作りをやっていきましょう」と、国が後押ししてくれていることに他なりません。
しかし、資産運用と聞くと、失敗した時のことを考えてしまい、不安に思う人が多いことも事実です。
たしかに、つみたてニーサやイデコを投資信託で運用している場合だと、投資信託は元本保証がありませんし、基準価額も毎日変動します。
つみたてニーサやイデコでは推奨されていませんが、株式や不動産で運用している投資信託は、値動きも激しく、リスクが高くなります。
「リスクのある商品で運用するなんて怖い」と思われたでしょうか。
ここで、ご注意いただきたいのは、資産運用でいう「リスク」とは、「価格の振れ幅」を指します。そのため、価格が上がることも「リスク」ですし、下がることもまた「リスク」なのです。
将来、年金収入だけでは不安だけど、今のうちに資産を増やして老後に備えたいという人は、リスクの低い商品で運用すると、リスクが高い商品よりは値動きが少ないため、ある程度安全かもしれません。
しかし、増え幅も少ないわけですから、老後の資産形成のために始めたとしても、結局、満足のいく結果が得られない可能性があります。
そのため、私たちは「リスク」をコントールしながら、老後のため、効率的に資産形成をする必要があります。その方法は「長期・分散・つみたて」投資です。