注意ポイントその3:住宅ローンを組むなら同時進行で老後資金の準備を
定年後も住宅ローンを返済する場合は、住宅ローンと同時進行で、資産運用の検討を始めてください。これは老後の生活費の準備のためです。
定年後の住宅ローン返済に退職金を当てようと思っている人は、特に検討をおすすめします。大切な退職金を住宅ローンの返済に当ててしまうわけですから、肝心な老後の生活資金が足りなくなってしまうかもしれません。
40代の人は銀行預金で貯めるより、投資信託や投資性の保険商品を活用するのも良いでしょう。運用して、貯めていく方が運用益を期待でき、将来の生活費として準備できるだけの資産になる可能性があります。ぜひ金融商品での積立を検討してみてください。
定年後に、退職金以外であてにできる、まとまったお金があると不安は軽減されます。住宅ローンが定年後まで残ってしまっても、そのお金で返済もできますし、生活費にも活用できるからです。
老後に生活費が足りなくって、住宅ローンの返済が滞った結果、持ち家を売却せざるをえない・・・という事態を防ぐためにも、同時進行での資産形成が重要になります。