仕事自体は嫌いじゃないのに人間関係で悩んでいる人も少なくありません。特に上司と部下の人間関係は、仕事のモチベーションや昇給にまで関わる大切なもの。せっかく就いた職なのに、上司と気が合わないという理由で辞めるのはもったいないですよね。今回は、思わず仕事を辞めたいと思った上司のNGワードに焦点を当てます。

「仕事を辞めたいと思ったことがある」人は9割!

(株)ビズヒッツが働く男女1,000人を対象に行なった「会社を辞めたいと思う瞬間に関する意識調査」によると、「会社を辞めたいと思ったことがある」人は約9割にのぼることがわかりました。

会社を辞めたいと思った理由1位は「職場の人間関係」

会社を辞めたいと思った理由として、「職場の人間関係が悪い」が最も多く、「理不尽な扱いや叱責を受けた」「仕事量や残業が多い/休みが取れない」「給料が安い/ボーナスや昇給がない」と続きます。辞めたいと思う理由は「人間関係」「待遇」がキーワードのようです。

悪口やマウント合戦にうんざり

苦手な人とは距離を置きたいところですが、職場だとそうもいかないのが悩みどころ。辞めたい理由ランキング第1位の職場の人間関係について、「悪口の多い職場にうんざり」「マウント合戦にストレスを感じる」などの声があがっています。また、理不尽な扱いのなかには「上司からの過剰な叱責」「無茶ぶり」に辟易しているとのコメントも。加えて給料に満足していないとなると、辞めたくなるのもうなずけます。

辞めたいけど辞めない…そのワケは?

同調査では、会社を辞めない理由についても結果が出ています。会社を辞めない理由の第1位は「生活のため」、続いて「転職が難しい/仕事が見つかるか不安」「給料や待遇が良い」という結果に…。収入が絶たれることへの不安感で辞めることを躊躇する一方、仕事自体が好きだったり、給料や待遇の良さで仕事のマイナス面をカバーできたりしているため頑張れるという人も。