この「先取り貯金」は積立定期預金にしたり、普段利用することが少ない銀行を利用します。そうすれば物理的に「お金を引き出すのがめんどくさい」ため、貯金を使ってしまうリスクも避けられます。この方法なら着実に貯金額が確保できるでしょう。
固定費はすべて見直し、そぎ落とす
決まった金額でのやり繰りの次に考えるのが節約です。節約も努力が必要な行動や、少額の節約となるとなかなか続きません。大きく節約し、努力が一度で済むことが多いのが「固定費の見直し」です。
固定費の見直しは、やると決めたら一気にすべて行います。電気とガスをセットにする、格安スマホに乗り換える、毎月引き落としがある不要なサービスを止める、またコンタクトレンズを安いものに変えるなど、細かな固定費まで行います。一度見直せば、あとは自動的に節約できるので気も楽です。
服やおもちゃ、本などは「売ると買う」をセットに
固定費や食費、日用品以外にかかるのが服やバッグ、子供のおもちゃ、本の費用。服についてはコロナ禍の影響もあり、いつまで買わないでいられるかを試しました。買う枚数を減らすより、買わないと決めたほうが店舗に行く機会もないため、”我慢している感”がないのです。
とはいえ、ずっと買わないわけにもいきません。必要性を感じたら、「売ると買う」をセットに。古着屋や中古ショップで「売ると買う」は一度に行えますし、フリマアプリでは売上金で購入もできます。物によっては売っても大した金額にならないことも多いですが、売上金と相殺すれば購入費用を抑えられるでしょう。