旅行需要等の確保も忘れずに
ベストなのは、感染拡大を防ぎながら旅行需要等を確保することです。そのためには、Go To キャンペーンの適用範囲を慎重に検討する必要があります。
非流行地から非流行地への旅行については、Go To キャンペーンを続ければ良いでしょう。非流行地から流行地への旅行についても、本人が気をつけるでしょうから、Go To キャンペーンを続けても感染拡大は限定的でしょう。
問題は、流行地からの旅行です。旅行先の人々が自衛策を講じることが難しいので、これについてはGo To キャンペーンを停止することもやむを得ないと思われます。Go To キャンペーンについては拙稿『Go To トラベルの制限は流行地発だけにすべき』をご参照いただければ幸いです。
本稿は、以上です。なお、本稿は筆者の個人的な見解であり、筆者の属する組織その他の見解ではありません。また、厳密さより理解の容易さを優先しているため、細部が事実と異なる場合があります。ご了承ください。
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塚崎 公義