『キン消し』

80年代に子どもだった人が、自分で『キン消し』(『キン肉マン』の消しゴム)を買える年齢になりました。コレクター魂に火がついてしまったこともあるのでしょう。ヤフオク!でも80年代の当時物が出品されていて、個数や状態によっては45万円を超えてきています。かなり昔のもので激レアな商品なのでここまでの値段になってしまいます。

また当時の人気のキャラクターは量産されたと思うのですが、逆にマイナーなキャラはあまり作られなかったのではないでしょうか。それもあって、今はマイナーなキャラの方が値段が高くなることもあります。ちなみに筆者の弟(現在42歳)も、びっくりするくらい『キン消し』を持っていました。ああ、あの時処分しなければ…と思ってしまいますね。

『ビックリマンシール』

これも筆者の弟が目の色を変えて集めていました。キラキラのシールが出ると飛び跳ねて喜んでいましたね。その『ビックリマン』のシールですが、筆者がヤフオク!で見た中での最高額は300万円を超えています。これは1枚ではなくて、フルコンプリート。今ではフルコンプはかなり難しいでしょう、というかおそらく作れないでしょうね。そのためこのような、車1台が買えてしまうくらいの値段になっています。

それと『ビックリマンシール』は、キラキラ部分のプリズムの形や台紙の色などでも価格が違ってきます。まんだらけの買取価格(※4)を見てみると、最も高いのが「第1弾のスーパーゼウス(ビニールコーティング)」で完品で25万円です。完全にコレクターの世界かなと思いますね。

まとめ

40代の筆者も80年代のアイテムを懐かしいと思うこともあります。あれから30年以上の時間が流れた今だからこそ、味わえる雰囲気があるのでしょう。この記事を読んでいる中で、「もしかしたら、実家に眠ってるかも!」と思ったのはきっと筆者だけではないでしょう。宝探しの気分で見つけてみるのもいいかもしれませんね。

※ヤフオク!のデータは、2020年11月から過去120日間の落札相場を参考にしています。

参考資料

川崎 さちえ