コロナ禍での「遠距離介護」

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続くこんにち、「遠距離介護」による長距離移動などは、たやすくおこなうことができない状況といえるでしょう。

今後、「遠距離介護」を取り入れる場合でも、流行が収まるまでは「アウトソーシング(外部委託)」に頼るなどの体制が必要となります。

いま「遠距離介護」をしている場合は、「アウトソーシング」の割合を増やす、オンラインで現状確認をする、近隣の人との連携強化をするなどの対応が求められます。

さいごに

「遠距離介護」は、親の介護をしていくうえで、有効な手段です。介護する側・される側の双方が、大きく生活を変える必要がなく、ストレスも同居介護よりは少ないでしょう。

しかし、金銭面や移動時間などの問題もあるため、家族間での話し合いが必須となります。

現在、新型コロナウイルスの流行によって、頻繁な長距離移動はリスクが伴うため、積極的に勧めることはできませんが、感染終息後の1つの手段として知っておくと良いでしょう。

その際は、航空会社やJRの割引を参考にし、活用してみてはいかがでしょうか。

【参考】

鈴木 咲季