交通費の負担を減らす「割引制度」
航空会社
飛行機の場合は、航空会社の発行するカードなどが必要になりますが、最大4割程度まで運賃が割り引かれます。
とくに割引が大きい期間などもあるので、お得に利用するのがおすすめです。
各航空会社で内容が違うため、利用する際には問い合わせをしましょう。
<各航空会社の割引制度の概要>
ANA全日空
「介護割引」
「介護割引情報登録」が済まされている、ANAマイレージクラブカードが必要です。
JAL日本航空
「介護帰省割引」
- 情報登録済みの、JMB/JALカードが必要です。
- 1路線限定で割り引かれます(経由便の場合は、JALグループ便で経由する全区間に対して適用)。
ソラシドエア
「介護特別割引」
- ソラシド介護事務局に、「介護割引パス」を発行してもらう必要があります。
- 最寄りの空港を結ぶ1路線限定で、2名まで利用可能です。
スターフライヤー
「介護割引運賃」
- 「介護割引パス」が必要です。
- 介護する方とされる方どちらも利用可能で、居住地の最寄りの空港を結ぶ1路線限定となります。
※利用できる人(多くの航空会社共通)は、満12歳以上で、要介護または要支援認定された方の「二等親以内の親族の方」「配偶者の兄弟姉妹の配偶者」「子の配偶者の父母」とされています。
JRの割引
JRはとくに、介護用の割引運賃は設定していません。しかし、グループ各社の「ジパング俱楽部」の会員になると、運賃の割引制度があります。
- ミドル…「男性」満50歳~64歳、「女性」満50歳~59歳の方は5%割引となります。
- ジパング…「男性」満65歳以上、「女性」60歳以上の方は、30%割引となります。
※新幹線を含む(のぞみは除く)全線で、201km以上乗車すると割引を受けられます。
年会費が必要ですが、年20回まで利用可能なので、頻繁に利用する人にはお得です。