新年あけましておめでとうございます。
「今年こそは投資を始めよう!」と考えている人も多いのではないでしょうか。
低金利が続いているので、銀行にお金を置いていても利息はほとんどつきません。
しかし、投資はリスクもありますが、預金よりもお金が増える可能性があります。
人生100年時代が現実になる中、老後生活のために時間をかけてお金を増やすためにも、今後は投資の必要性が高まってくるでしょう。ただ、投資はお金が減るリスクもあります。
ですから、毎月の収支がギリギリで貯蓄がない人には勧められません。
まずは、ある程度のお金を貯める(生活費の3~6カ月分)ことが大切なのです。
世代別の金融資産保有額はいくら?
貯蓄や投資を始めようと考えたとき、同世代がどの程度の貯蓄額なのか気になる人もいるのではないでしょうか。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」で、世代別の金融資産保有額(金融資産保有世帯)を確認してみましょう。
平均値
- 20歳代:220万円
- 30歳代:640万円
- 40歳代:880万円
- 50歳代:1574万円
- 60歳代:2203万円
- 70歳代:1978万円
全世代の平均は1537万円となっています。
この金額は、かなり多いという印象を受けるかもしれません。
しかし、平均値は億単位の貯蓄など極端な数値に影響されるので、必ずしも実態を表しているものではありません。
そこで、より実態を表している中央値を確認しましょう。