資産運用には、投資信託がおすすめです。運用を投資の専門家であるファンドマネージャーに任せられますし、幅広い銘柄に分散投資できるのでリスクを軽減できるからです。
ただし、投資信託の運用益には20.315%の税金がかかるので、つみたてニーサやイデコなどの国が用意した非課税制度を利用するようにしましょう。
つみたてニーサは、金融庁が厳選した長期・積立・分散投資に適した投資信託や ETF(上場投資信託)の中から投資対象を選びます。そして、運用から得た利益には税金がかかりません。
イデコはつみたてニーサと同じように、投資での利益に税金が一切かからないというメリットがあるだけでなく、投資した金額すべてが所得控除の対象になります。
また、積み立てた資金を受け取る時も、一度に受け取る場合は「退職所得控除」、年金のように少しずつ受け取る場合は「公的年金控除」が適用されるので、こちらも税金が減ります。
このような税制優遇制度を利用し、少しでも運用利回りを上げるようにしましょう。