おわりにかえて

民間企業の会社員にも、公務員にも平等に老後はやってきます。
今回は平均月給額で比較しましたが、退職金を考えると、公務員は退職金制度が手厚く用意されているのに対し、民間企業は、会社によっては退職金制度が無い企業もたくさんあります。

また、公務員でも中途採用で入職した人は、勤務年数によって退職金額が変わるため、老後は退職金さえあれば万全というわけではありません。

ここで重要なことは、老後お金持ちでいられるかどうかは、私たちの準備次第という点です。月給が多い職種の人でも、50歳代を過ぎてから老後の準備をしようと思うと難しいかもしれませんが、一方で月給が平均値より少ない人でも、早い段階からコツコツ資産運用をしながら積立てていればゆとりのある老後を迎えることができます。

その鍵を握るのはやはりリスクを味方につけた資産運用です。

老後に不安があるという人は、これを機に投資信託や保険商品を活用した資産運用を検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料