地方公務員の平均給与額はいくらか

それでは地方公務員の平均給与額についてみていきたいと思います。

公務員の中でも私たちの身近な存在である地方公務員ですが、総務省公表の「平成31年地方公務員給与の実態(2019年)」によると、地方公務員の中でも一般行政職の平均給与月額は以下の通りです。

地方公務員(一般行政職)の平均給与月額(諸手当を含めない)

  • 都道府県:32万5365円
  • 指定都市:31万9895円
  • 市:31万6496円
  • 町村:30万2587円
  • 特別区:30万4486円

地方公務員(一般行政職)の平均給与額(諸手当を含む)

  • 都道府県:41万2987円
  • 指定都市:43万6783円
  • 市:40万1621円
  • 町村:36万571円
  • 特別区:42万7789円

諸手当を含む平均給与月額を見ると、民間企業の平均値より多いことがわかります。
手厚い諸手当も、公務員の大きな魅力の一つと言えそうですね。

また、これだけを見ると自治体の規模別に見てもあまり大きな差はないように思いますが、地方公務員の給与はそれぞれの都道府県・市区町村によって異なります。

ちなみに東京都の平均給与額(諸手当を含めない)は314万5千円(年間)、月給に換算すると26万2千円なのに対し、山梨県の小菅村は236万2千円(年間)、月給に換算すると19万7千円となり、同じ地方公務員と言っても月給に大きな差があると言えます。