資産運用の種類

いざ資産運用を始めようとしても、たくさんの金融商品がありますからどれを選んで運用するかが次のポイントになります。

資産運用の初心者の方におすすめの金融商品をみていきましょう。

保険を使った運用商品

ひとつめは保険を使った運用商品です。

運用には時間をかけることがポイントだとお伝えしましたが、誰にとってもこの先20年以上というのは決して短くはない期間です。

自分に万が一のことがあって働けなくなったり、亡くなって残された家族が困ったりする可能性は誰にでもあります。またせっかく運用していたものを途中で止めてしまうことはもったいないことです。

万が一のときの保障を確保しながら運用もすることが出来る保険商品には、終身保険や変額保険といったものがあります。

いずれも自分で運用することなく、保険会社が債券や投資信託等で運用し出た利益を加入者に分配するため、資産運用の初心者の方で、保障を持っていない方はまず保険商品を持っておくことをおすすめします。

投資信託

投資信託は簡単にいうと、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券、不動産などに投資・運用する商品のことです。そこで出た利益がみなさんのようなお金を預けた投資家に分配される仕組みになっています。

少額から始めることが出来て、運用のプロが選んだ様々な金融商品に分散投資することが出来ることが最大のメリットといえるでしょう。

一つの資産に投資するのではなく、様々な資産に分散する方がリスクを軽減出来ますが、自分ひとりで同じことをしようとすると大きな資金が必要になってしまいますから投資信託は便利な金融商品です。

「イデコ」「つみたてニーサ」という国が準備した資産運用の制度はこの投資信託を主に使って運用することになりますので、資産運用が初めての方は税制のメリットがある国の制度を使った資産運用からトライしてみることをおすすめします。