資産形成のポイントは「早めのスタート」
どんな方法で資産を作るにしろ、若いうちに始めたほうが有利です。高齢になってからでは必要な資産を作るための十分な時間を確保できないおそれがあります。
前段で紹介したアンケートには「失敗がこわくて積極的に投資ができなかった」という意見がありました。投資にはリスクがつきものですし、リスクを抑えるためには勉強が欠かせません。若ければ若いほど勉強する時間が取りやすくなり、さまざまな投資の体験ができます。
資産運用には「長期・分散・積立」という原則があります。積立が長期になるほど、投資先を分散するほどリスクが小さくなります。早く始めれば長期の運用が可能になり、大きな利益が見込めます。
投資ってどうやって始めればいい?
投資が資産作りに有効だと聞いても、リスクがあることに抵抗を感じる人も多いことでしょう。
そんな人におすすめなのが、少額投資です。少額投資のなかにはポイントや数千円程度でできる金融商品もあります。失敗しても損失を抑えやすいため、20~30代の投資初心者にピッタリです。
投資では通常リスクが小さいほどリターンも小さくなります。そのため、少額投資ではまとまった資産を作ることよりも、知識や体験を積むことや投資用の資金を作ることに重点を置きましょう。