資産運用は新年に始める人がお得、複利の効用

Aleksei Morozov/iStock

新年あけましておめでとうございます。今年、2021年の干支は辛丑(かのと・うし)ですね。

「辛」は草木が枯れ新しくなろうとしている状態、「丑」は種から芽が出ようとする状態という意味があるそうです。

日本も世界も疫災を乗り越え力強く芽吹く1年になってほしいところですが、実は新年というのはお金への関心が1年で1番高まる月だといわれています。

今年こそは資産運用を始めたいとお考えの方は、芽が出ようとする年とされる2021年を機に始めてみてはいかがでしょうか。

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私は国内の大手生命保険会社の勤務経験を経て、フィナンシャルプランナーとして1000世帯以上のお客様のフィナンシャル・プランニングに携わってきました。
この経験から後半では初心者におすすめの資産運用法もご紹介したいと思います。

いま、資産運用が必要なワケ

長年貯金好きだった日本人に「資産運用」という言葉が広がっています。

なぜいま「貯金ではなく資産運用」なのか、私たちを取り巻く逆境から考えてみましょう。

超高金利時代から超低金利時代へ

バブル期の預金は超高金利で「銀行や郵便局に預けていればお金がどんどん増えた」ため、リスクを取って資産運用をする必要はなかったといえます。

定期預金が年利8%を超えていた頃と違い、今は10年で貯金がざっくり1.8倍になる時代ではありません。同じ考え方ではお金を増やすことはできないのです。

少子高齢化と年金不安

日本の年金制度は、今の現役世代から集めた年金保険料を今の年金受給世代に渡す賦課方式です。


少子高齢化でこのまま現役世帯が減少すると、現役期間の保険料や税の負担は大きく老後に自身が受け取る年金額は減っているという二重苦ともいえる状況ですが、2019年の出生率は過去最低を記録し4年連続減少の一途をたどっています。

物価の上昇

生活にまつわる色々な物の値段は上昇しており、バブル期のように物価と同じくらい給与や金利も上昇していけば問題ないのですが残念ながらそちらは停滞しています。

ちなみに私が大学受験をした十年程前は一校3万円の受験料でしたが、数年前に弟が受験した際は3万5000円程でした。
今後も今までと同じ金額で同じものやサービスは買えなくなるインフレのリスクがあるのです。

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執筆者
尾崎 絵実

短期大学卒業後、富国生命に入社。その後、大手保険代理店を経て、ファイナンシャルアドバイザー業務に従事。これまでに約1000以上の世帯からお金のご相談を受け、ファイナンシャル・プラニングを実施。常に最新の情報を把握するように努め、保険だけではなく、様々な金融商品を活用した総合的な資産運用を目指す。2020年 MDRT 日本会会員。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。