東証マザーズ株価指数は3日ぶり反発、売買代金は11日連続で2,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は8,089万株、売買代金は1,752億円となりました。
出来高は前日よりやや減りましたが、売買代金は小幅増加となっています。売買代金は166日連続で1,000億円を超えましたが、11日連続で2,000億円を下回っており、個人投資家の物色意欲は今一つ盛り上がっていません。
ただ、株価指数は久々の大幅上昇で3日ぶりの反発となりました。ただ、終値では依然として1,200ポイントを下回っています。
ソニーが約19年半ぶりに1万円台回復、三越伊勢丹HDなど百貨店株が軒並み大幅安
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- エムスリー(2413)
- 東京エレクトロン(8035)
前日に新型コロナウイルスの予防ワクチンの臨床試験開始を発表した塩野義製薬(4507)が一時+5%高へ急騰しました。しかし、“海外企業のワクチン接種が始まっているのに…”という冷ややかな反応も少なくなく、終値は+2%超高へ縮小しています。
また、政府や東京都が相次いで目標値を掲げた脱炭素化社会を手掛かりとして、燃料電池車や全固体電池技術で先行するトヨタ自動車(7203)が約10カ月半ぶりに年初来高値を更新し、系列大手部品メーカーのデンソー(6902)も高値更新となっています。
さらに、ゲーム関連では、PS5販売堅調が伝えられたソニー(6758)も約19年半ぶりに10,000円台に乗せて年初来高値更新となり、任天堂(7974)も一時+7%超高へ急騰して連日で年初来高値を更新しました。