コロナ禍での投資でいい思いをした人、やむを得ず退場した人の差は何か

今年の春先、証券会社の口座開設件数が急激に増えた時期がありました。コロナ禍での株価急落をチャンスと捉えた個人投資家が多かったのでしょう。しかし、あのような相場に乗ってうまく儲けるのはそれほど簡単ではありません。そこで、コロナ禍での投資がうまくいった人、逆に失敗した人に話を聞いてみました。

1回のチャンスに賭け過ぎた結果…

「1回のチャンスに賭け過ぎたことが原因」と話すのは、ある小売チェーンで働く30代の男性Aさんです。Aさんはコロナ相場に入った2月末にネット証券に口座を開設し、株式投資を始めたのだそう。

続きを読む

「1回大きな下げが来たときに『コレはチャンスだ!』と思って、友達の言うままにテレワーク関連の株を買った。あまり知らない企業だったけれど、自分でよく考えずに買ってしまったのが失敗だった」とのこと。

「今考えれば分散投資というのが全くわかっていなかった。1つの企業に百万単位でつぎ込んでしまったが、投資金額が大きくなるとちょっと下がっただけでも数十万の評価損が出る。評価損が出るとなかなか売る気になれなかったけれど、早めに売っておけばよかった。結局は50万円近くの損を出して株式投資はやめてしまった」と話します。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者
  • 大塚 ちえ
  • コラムニスト/ファイナンシャルプランナー

AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)資格保有。新卒から一貫して証券会社に勤務し、国内株やFX、CFD、先物・オプションなどデリバティブ商品の営業企画に従事。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。「くらしとお金の経済メディア LIMO」のほか、「Mocha」「DRESS」「CHANTO WEB」などに執筆。