コロナ禍で名刺交換そのものに変化も…?

COVID-19の感染拡大により、名刺交換を行う機会が減少していることや、対面で名刺を手渡す際もトレーを使うなど、手を触れずに渡す配慮が必要になってきています。そう考えると、名刺交換のマナー自体、転換期がきているのかもしれません。相手の立場に立って考え、形式化したものがマナーと呼ぶならば、時代や環境に合わせて新しいビジネスマナーがこれから出てくるのかもしれません。

まとめ

慣例的なマナーでしかないのだからもっと寛容になろう!という意見もあります。クールビズでビジネスにおける「カジュアルさ」の許容ラインが大きく下がりました。COVID-19によって生活様式が一変した今、「必要ない!」「これ意味ないよね?」の範囲が広がり、ビジネスマナーにも変化の兆しが現れていると感じます。ただ、マナーの本質に立ち返ってみると、相手を不快にさせないためのもの。「了解しました」や「金属製の名刺入れ」がマナー違反だと感じる人にとっては不快でしょう。だとすれば、慣例に沿うスタンスが必要な場合もあると考えられます。あなたはどう思いますか?

池田 蒼