「仕事を持つママ友」が羨ましい
Tさんの場合
「働かない方がラク」というのが一般的な声。でも、専業主婦のTさんにとってはそうではないようです。
「妊娠をきっかけに仕事をやめて4年。子どもが幼稚園に入るので、そろそろ仕事を始めようと思っていたのですが…」
Tさんは、子育てや家事に支障がないように、短時間のパートを始めようと思っていたそう。面接を通過し採用され、嬉しくて夫に報告したら、まさかの答えが返ってきたといいます。
「夫には、『俺が働いてるのになんで働く必要があるんだ?金なら十分あるだろ』と言われてしまいました。でも、働きたいのは別にお金のためだけではありません。自分も社会に出て活躍したり、新しい人間関係を築いたりしたい。そんな気持ちがあったからです。でも、毎日遅くまで働いている夫に対して、そんなことは言えませんでした」
泣く泣く働くことを諦めたTさん。幼稚園の送迎で共働きのママ友の話を聞く度に、羨ましく思うそうです。忙しそうに子どもと帰っていくママ友が、輝いて見えるといいます。