費用を抑えるには、通信教育、オンラインによる英会話・プログラミングなどが利用できます。オンラインでは、子ども向けの料理、フィットネス、ヨガといった習い事もあります。月謝だけでなく、発表会や教材などの費用も含めて選択しましょう。
勉強や教育面ではラジオ・テレビ講座、動画やスマホアプリでも使えるものがあります。動画や音声だと節約になるだけでなく、覚えやすいというメリットも。学習用のドリルも、昔よりは種類が豊富で良質なものが販売されています。
習い事にしろ、塾にしろ、「通えば安心」ではなく、大切なのはその子に合った内容できちんと活用すること。子どものやる気も見ながら、その都度やり方を変えていくことも頭に入れておきましょう。
一番大切なのは「情報をアップデートする」こと
教育費を節約する上で、最も大切なことは情報をアップデートすることです。たとえば、これまで費用の問題で進学を諦めていた人にとって、大学無償化や大学独自の給付型奨学金といった制度は可能性を広げてくれます。オンラインやスマホアプリ、動画なども、親世代にはなかった勉強法でしょう。
進学先の選び方も、必ずしも偏差値の高い大学が絶対という時代ではなくなりましたし、推薦入試が増えているなどの変化もあります。教育費に悩んだら、その都度使える制度やサービスはないかを調べることが節約の第一歩と言えるでしょう。
宮野 茉莉子