ファミリー世帯の抱えるお金の不安の一つが「教育費」。子どもにはできるだけ良い教育を受けさせたいけれど、コロナ禍による収入減少や先行き不安のために、教育費もできれば節約したいと考える人は少なくないと思います。
親世代の頃に比べて新たな制度やサービスも生まれ、教育にかけるお金も日々変化しつつあります。今回は教育費を我慢し過ぎずに節約するための要点は何かを考えます。
大学の学費や仕送り費用などは早めに計画を
教育費の中でも比重が大きいのが大学の学費と仕送り費用です。こうした最も大きな金額が必要となる部分を明確にし、計画を立てるだけでも教育費への不安を減らすことができるでしょう。
ちなみに、4年間でかかる大学生の教育費総額の目安を(平成26・27・28年度)、自宅と下宿に分けると図表1のようになります(出所:「大学生にかかる教育費はどれくらい?」 公益社団法人 生命保険文化センター)。
仮に月7万円を4年間仕送りすると、それだけで336万円。「自宅か、下宿か」の違いで、私立文系の4年間の教育費総額の半分になるほどの金額の差があるわけです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)