ボーナス払いの後悔度が減る30代と増える40代・50代

年代によって6月時と11月時でボーナス払いへの後悔度に違いが出た理由としては、30代は6月の時点でボーナス払いに何らかの対策をしていたため、11月時には対策をしなくても良くなったと推測できます。一方、40代、50代は6月時で対策を講じることが少なかったため、11月になって危機感が増加したのではないでしょうか。そのため改めて借り入れ先の金融機関に相談をしたり、他銀行への借り換えなどを行っていることがわかります。(「借り換え」は、他の金融機関から住宅ローンを借り入れて、現在借り入れ中のローンを繰上げ返済で完済することです。今よりも金利が低い金融機関に借り換えることで返済額の削減が見込めます)

まとめ

住宅は人生にとっても大きな買い物ですから、ローンを組むことになります。今年はCOVID-19というイレギュラーな出来事がありましたが、返済計画などを見直す機会かもしれません。ローン返済が負担になっている場合には、金融機関に相談しつつ、借り換えなどを検討していくのも良さそうです。

【参考】

新型コロナウイルスによる、住宅ローンボーナス返済への影響に関するアンケート調査」 ㈱MFS
【調査概要】
調査対象:現在ご家庭で住宅ローン返済中の30〜50代男女481名
    (男性247名、女性234名、30代:156名、40代:163名、50代:162名)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年11月24日~2020年11月29日

渡辺 ももえ